〈一条兼定〉戸島の信仰生活とヴァリニャーノの感嘆(1581)
暗殺未遂の後遺症と貧窮の中でも祈りを欠かさず、豊後から送られる信仰書を支えに生きた。1581年、巡察師ヴァリニャーノが帰路に戸島を見舞い、その熱心な信仰生活に感嘆したことが書簡に残る。宣教師側の称賛バイアスには留意が要るが、「暗君」とは正反対の兼定像を同時代人が記録した最重要の逸話群である。
暗殺未遂の後遺症と貧窮の中でも祈りを欠かさず、豊後から送られる信仰書を支えに生きた。1581年、巡察師ヴァリニャーノが帰路に戸島を見舞い、その熱心な信仰生活に感嘆したことが書簡に残る。宣教師側の称賛バイアスには留意が要るが、「暗君」とは正反対の兼定像を同時代人が記録した最重要の逸話群である。