〈北条氏政〉そもそも「愚将」だった

『甲陽軍鑑』(麦)→『武者物語』(1656、汁かけ飯)→『関八州古戦録』(1726、暗愚評)→近代の講談・小説、という形成過程がたどれる。いずれも死後の編纂物で、勝者(豊臣・徳川)や武田側の視点を含む。黒田基樹『北条氏政』(ミネルヴァ書房、2018)は、逸話による低評価が実像を反映していないことを実証的に示した。

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