〈里見義弘〉『南総里見八犬伝』の「仁義の里見」は義弘の家?

曲亭馬琴の大長編(1814〜42)は里見氏を題材とするが、舞台は義実期の架空世界であり義弘は登場しない。完全な創作でありながら「里見=仁義の家」という通俗イメージを決定づけ、館山を「八犬伝のまち」にした受容史上最大の存在。史実の里見氏と混同しないことが、義弘を知る第一歩である。

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