〈里見義弘〉国府台の大敗は「勝利後の酒宴・油断」が原因
緒戦で勝った里見軍が酒宴で酔いつぶれ、未明の奇襲で壊滅した — 初出は『北条五代記』『北条記』など近世軍記で、しかも両書で「昼の酒宴」「初日夜の酒宴」と食い違う。敵軍が至近に残る戦場で酩酊するという内容自体が不自然で、逆転劇を劇的に語る潤色とみるのが妥当。大敗して安房へ退いたこと自体は同時代史料から確実である。
緒戦で勝った里見軍が酒宴で酔いつぶれ、未明の奇襲で壊滅した — 初出は『北条五代記』『北条記』など近世軍記で、しかも両書で「昼の酒宴」「初日夜の酒宴」と食い違う。敵軍が至近に残る戦場で酩酊するという内容自体が不自然で、逆転劇を劇的に語る潤色とみるのが妥当。大敗して安房へ退いたこと自体は同時代史料から確実である。