〈蠣崎季広〉夷役はアイヌ支配の始まりか、対等な取引か

大石直正氏は、商船がシリウチ沖・天河沖で帆を下げ一礼したという記述に中世瀬戸内の「海関」との類似を見出し、アイヌ側が海関設置権を認められた対等性の高い取引と解釈。一方この体制が後の松前藩による交易独占・アイヌ従属化の起点になったことも事実で、「共存」と「支配の萌芽」の両義性をもつ協定とみるのが現在の研究水準。

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