〈荒木久左衛門〉息子・自然(じねん)の処刑
天正7年12月16日、市中引き回しの上、六条河原で斬首された36人(37人とも)の中に「久左衛門息 自然」がいたことは『信長公記』巻十二の処刑者リストによる。年齢は14歳とも15歳とも。父が逃亡した結果、息子が刑場へ引かれた——この人物を「卑怯者」の一語で片付けられない、もっとも重い事実である。
天正7年12月16日、市中引き回しの上、六条河原で斬首された36人(37人とも)の中に「久左衛門息 自然」がいたことは『信長公記』巻十二の処刑者リストによる。年齢は14歳とも15歳とも。父が逃亡した結果、息子が刑場へ引かれた——この人物を「卑怯者」の一語で片付けられない、もっとも重い事実である。