検証リサーチ / 逸話: /anecdotes/2902
「〈本願寺顕如〉「進者往生極楽 退者無間地獄」の旗」の逸話はどこまで史実か — 初出史料・異説・後世の脚色を検証する
なぜこの問いか
本願寺顕如にまつわるこの逸話は、図鑑では「伝説」としていますが、根拠となる史料と異説までは示せていません。読者が「本当にあった話か」を自分で確かめられるようにしたい。
図鑑の現在の記述・確認してほしい点
図鑑の現在の記述(区分: 伝説): この筵旗を掲げて一揆が突撃したというイメージの根拠は、広島県竹原市・長善寺蔵の旗(伝・毛利水軍黄旗組の軍旗)だが、一向一揆の旗と確定できる史料は現存せず、伝承の域を出ない。江戸期刊行『絵本拾遺信長記』の挿絵に「南無阿弥陀仏」の筵旗が見え、近世には既にイメージが流布していた。門徒の戦場心理の推定としては成り立つとの評価もある。 確認してほしい点: この話が最初に現れる史料はなにか(同時代史料か、後世の編纂物か)。別の説や否定説はあるか。 図鑑の区分・本文に直すべき点があれば、根拠とともに提案してください。
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