〈南部信直〉九戸の乱——自力鎮圧を断念し、豊臣政権に鎮圧を要請した

天正19年(1591)の乱の経過は諸記録でほぼ確定。信直は自力討伐を断念して利直・北信愛を上洛させ、6月9日に秀吉へ謁見・救援要請、秀次を総大将とする再仕置軍が9月に九戸城を落とした。なお「開城すれば助命」の約束の反故や撫で斬りの詳細は『九戸軍談記』等の軍記色の強い記録に拠る部分があり細部は諸説——九戸政実ページと同じ判定。信直側から見ればこれは私戦ではなく豊臣公儀の「再仕置」であり、信直はこれを利用して領国統一を完成した。

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