〈有馬晴信〉領民の少年少女を「進物」として送ろうとした

宣教師ジョアン・ロドリゲスの要求に応じ、領民から少年少女を徴集してポルトガル領インド副王への「進物」(奴隷)として送ろうとし、「錯乱した人々は、子供たちをつれてしげみに逃れた」— 神田千里『島原の乱』(中公新書、2005)が同時代史料に基づき紹介する逸話。規模・結末の細部は諸説だが、当時の南蛮貿易が人身売買と不可分だった構造を示す重い記録である。

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