〈鍋島直茂〉秀吉が直茂に国政を委任した
九州平定後、秀吉は政家に肥前7郡30万9902石余を安堵しつつ、直茂に国政を委ねた。豊臣期の朱印状・知行宛行状(鍋島報效会所蔵文書ほか)で確認できる最重要ポイント。実権移行は「直茂が謀略で奪った」のではなく「中央政権が実力者に統治を委ねた」構図で進んだ。天正16年頃から直茂が独自の印章使用を始めたことも権力確立の傍証(鈴木敦子氏)。
九州平定後、秀吉は政家に肥前7郡30万9902石余を安堵しつつ、直茂に国政を委ねた。豊臣期の朱印状・知行宛行状(鍋島報效会所蔵文書ほか)で確認できる最重要ポイント。実権移行は「直茂が謀略で奪った」のではなく「中央政権が実力者に統治を委ねた」構図で進んだ。天正16年頃から直茂が独自の印章使用を始めたことも権力確立の傍証(鈴木敦子氏)。