〈小西行長〉沈惟敬との共謀
日本事情に通じた商人上がりの明の交渉人・沈惟敬と、堺商人上がりの行長という「商人外交官」同士が、両国政府を欺いてでも停戦を成立させようとした構図は日明双方の史料で裏付けられる。破綻後、沈惟敬は明で捕らえられ1597年に処刑された。行長が助命されたのとは対照的な結末である。
日本事情に通じた商人上がりの明の交渉人・沈惟敬と、堺商人上がりの行長という「商人外交官」同士が、両国政府を欺いてでも停戦を成立させようとした構図は日明双方の史料で裏付けられる。破綻後、沈惟敬は明で捕らえられ1597年に処刑された。行長が助命されたのとは対照的な結末である。