〈成瀬正成〉死の床で「日光へ行く」と言って聞かなかった

臨終の床の正成が「大御所様の眠る日光へ行く」と言い張り、家臣たちが駕籠を担いで日光へ向かっているふりをしたという話。後世の通俗的な伝えで確かな初出文献は確認できない。日光埋葬の遺命(史実)を臨終の情景として説話化したものとみられるが、主君への追慕という核は墓誌銘と響き合う。

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