〈松平信康〉関ヶ原で「せがれがいれば」と嘆いた

関ヶ原の戦い(1600)で秀忠の主力到着が遅れた際、家康が「せがれ(信康)がいれば、このような苦労はなかった」と嘆いたという話は、『名将言行録』(幕末)など江戸期の逸話集系統に載る後世の創作とみるのが妥当。一次史料にはなく、「家康は信康の死にさほど動揺していない」とする近年の研究(家康主導説)とは正面から矛盾する。

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