〈結城秀康〉出雲阿国に「天下一の男になれなかった」と漏らした

「天下に幾千万の女あれども、一人にして天下に呼ばれるのはこの女なり。我は天下一の男となることかなわず、あの女にさえ劣りたるは無念なり」。初出は『武家閑談』巻四で史実とは言えないが、「将軍の兄」に生まれながら天下から遠ざけられた無念を象徴する言葉として、後世の秀康像に大きな影響を与えた。

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