〈北条氏直〉無力で人任せの当主だった

初出は軍記『北条記』の「判断力に富むが虚弱で、自ら裁決せず人任せにした」という評。現在確認される発給文書264通は、家督直後から内政・家臣統制・外交を主体的に担った実務型当主を示す(黒田基樹編『北条氏直』2020)。滅亡の責任を氏直の資質に帰す見方は今日成り立たない。

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