〈大友義統〉「不明懦弱」の暗君だった
「不明懦弱(識見に欠け弱々しく臆病)」の評は後世の編纂物『九州諸家盛衰記』によるもので、同時代評価ではない。フロイスの酷評も、棄教者への筆誅という側面を割り引く必要がある。近年は構造要因と外交手腕を重視した再評価が進む——ただし危機局面での判断ミスが致命傷を重ねたことも事実である。
「不明懦弱(識見に欠け弱々しく臆病)」の評は後世の編纂物『九州諸家盛衰記』によるもので、同時代評価ではない。フロイスの酷評も、棄教者への筆誅という側面を割り引く必要がある。近年は構造要因と外交手腕を重視した再評価が進む——ただし危機局面での判断ミスが致命傷を重ねたことも事実である。