〈南部信直〉「日本一の臆病者」と呼ばれた/自称した
小説やウェブ記事で流布する言い回しだが、今回の調査では同時代書状・近世編纂物のいずれにも典拠を確認できなかった(初出未確認)。武勇譚に乏しい慎重な政治家肌という人物像から、後世に付会されたキャッチコピーの可能性が高い。名護屋の気苦労を率直に綴る現存書状(下記「日本之つき合」)のような「弱音を書ける殿様」イメージが俗伝の土壌になったと推測される。
小説やウェブ記事で流布する言い回しだが、今回の調査では同時代書状・近世編纂物のいずれにも典拠を確認できなかった(初出未確認)。武勇譚に乏しい慎重な政治家肌という人物像から、後世に付会されたキャッチコピーの可能性が高い。名護屋の気苦労を率直に綴る現存書状(下記「日本之つき合」)のような「弱音を書ける殿様」イメージが俗伝の土壌になったと推測される。