〈最上義光〉「梟雄」像は大河ドラマが決定づけた
悪役像の形成は三段階ある。江戸期軍記『最上記』の謀殺譚、仙台藩正史『貞山公治家記録』の毒殺未遂記事、そして大河ドラマ「独眼竜政宗」(1987)で原田芳雄が演じた狡猾な敵役である。地元山形から抗議の声が上がったと伝えられるが、皮肉にもこれが再評価運動の起爆剤となり、1989年の最上義光歴史館開館につながった。
悪役像の形成は三段階ある。江戸期軍記『最上記』の謀殺譚、仙台藩正史『貞山公治家記録』の毒殺未遂記事、そして大河ドラマ「独眼竜政宗」(1987)で原田芳雄が演じた狡猾な敵役である。地元山形から抗議の声が上がったと伝えられるが、皮肉にもこれが再評価運動の起爆剤となり、1989年の最上義光歴史館開館につながった。