〈堀秀政〉荷物を自ら背負い、旗持ちのために馬を替えた

荷の重さを巡る争いで自ら荷を背負って「持てないというのはもっともだ」と裁いた話、旗持ちが遅れた際に自ら旗を試して「自分の馬が速いせいだ」と馬を替えた話は、いずれも『常山紀談』巻之十八が初出。同書自身がこれらを「名人」の由来として挙げている点が重要で、江戸期の「名人」像の中身は現場感覚をもった人心掌握だった。

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