〈成田甲斐〉敵将・三宅高繁を討ち取った
持田口の戦いで佐野勢の三宅高繁を弓矢で射落としたとする話は『成田記』のみに見え、三宅高繁なる武将の実在を裏付ける佐野氏側の史料は確認されていない。「姫が個人名の敵将を討つ」のは巴御前譚以来の軍記の常套表現である。7月5日前後の激戦自体は書状から窺える。
持田口の戦いで佐野勢の三宅高繁を弓矢で射落としたとする話は『成田記』のみに見え、三宅高繁なる武将の実在を裏付ける佐野氏側の史料は確認されていない。「姫が個人名の敵将を討つ」のは巴御前譚以来の軍記の常套表現である。7月5日前後の激戦自体は書状から窺える。