〈大友宗麟〉家臣の妻を奪った(一万田夫人事件)
重臣一万田氏の美貌の妻を奪うため夫を殺させ、高橋鑑種離反の原因になったという話は『大友興廃記』等の江戸期軍記に見えるもので、一次史料の裏付けがない。鑑種離反(1567)は毛利氏の調略と北九州国衆の再編で説明可能。「好色な暗君」像を補強してきた代表的な創作逸話である。
重臣一万田氏の美貌の妻を奪うため夫を殺させ、高橋鑑種離反の原因になったという話は『大友興廃記』等の江戸期軍記に見えるもので、一次史料の裏付けがない。鑑種離反(1567)は毛利氏の調略と北九州国衆の再編で説明可能。「好色な暗君」像を補強してきた代表的な創作逸話である。