〈島左近〉朱具足・十文字槍の「鬼左近」

現在流布する風貌イメージは近世軍記と幕末浮世絵、司馬遼太郎『関ケ原』以降の小説・ゲームによる形成。同時代の肖像画はなく、「鬼左近」の異名も同時代史料に見えない。敵兵ですら装束を正確に記憶していなかったという逸話自体が、確たる容貌描写の不在を物語る。

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