〈駒井政武〉『高白斎記』は高白斎本人の日記である
本文に多出する「高白」を原筆者と判断したのは広瀬広一『箋注高白斎記』(1940)。ただし原本・成立事情は不明で、底本は1945年の甲府空襲で焼失。写本奥書に「栗原左兵衛」の名が見え、『甲陽軍鑑』を反映した後世の竄入も指摘される(柴辻俊六、2000)。「原記録の筆者=高白斎」はほぼ定説だが、「現存本=高白斎の日記そのまま」ではない。
本文に多出する「高白」を原筆者と判断したのは広瀬広一『箋注高白斎記』(1940)。ただし原本・成立事情は不明で、底本は1945年の甲府空襲で焼失。写本奥書に「栗原左兵衛」の名が見え、『甲陽軍鑑』を反映した後世の竄入も指摘される(柴辻俊六、2000)。「原記録の筆者=高白斎」はほぼ定説だが、「現存本=高白斎の日記そのまま」ではない。