〈成瀬正成〉犬山拝領 — 誰から貰った城なのか

拝領年は元和3年(1617年)で史料が一致し史実。だが(1)白帝文庫(家譜類)は「将軍秀忠から拝領」、(2)寛永2年の墓誌銘は義直が治績を賞し「封ずるに犬山を以てした」と義直給付の体裁、(3)「家康に乞われて与えられた」とする資料もあるが家康は元和2年没で両立しない(附家老就任〔慶長15年〕との混同か)。異同の併存自体が「幕臣か陪臣か」の二重身分問題を映している。

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