〈榊原康政〉井伊直政との「相身互い」の友情

「大御所の御心中を知る者は、直政と我ばかりなり」と語り、一方が従軍すると聞けば他方は安堵した——という『名将言行録』等の逸話集由来の話。若い直政の抜擢に当初は憤ったが、その働きを見て嫉妬を恥じ親密になったという前段も同系統。一次史料の裏付けは弱いが、両者が家臣団の双璧として協働した事実とは整合的で、実際に直政(1602)と康政(1606)は相前後して世を去った。

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