〈鈴木重朝〉元忠の具足を遺児に返そうとし、逆に譲られた

元忠所用「紺糸素縣縅二枚胴具足」の返還を申し出た重朝に、元忠の子・忠政が感銘し「子孫に伝えて祖先の勲功を残されよ」と逆に譲ったという美談。経緯の細部は『藩翰譜』等の二次史料由来だが、具足そのものは雑賀家に実際に伝来し、2004年頃に子孫から大阪城天守閣へ寄贈された(兜は幕末期に新調)。伝来の事実が逸話の核を裏支えする好例である。

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