〈小笠原貞慶〉流浪中も小笠原流礼法を守り伝えた
府中小笠原氏が「弓馬礼法の家」の家格を誇ったことは中世から知られ、流浪中の伝授譚は小笠原流諸派の由緒書に見える。ただし現行の流派系統の整理は近世以降のもので、貞慶個人の役割を語る一次史料は限られる。「家名=文化資本」の文脈で理解するのが妥当。
府中小笠原氏が「弓馬礼法の家」の家格を誇ったことは中世から知られ、流浪中の伝授譚は小笠原流諸派の由緒書に見える。ただし現行の流派系統の整理は近世以降のもので、貞慶個人の役割を語る一次史料は限られる。「家名=文化資本」の文脈で理解するのが妥当。