〈有馬義貞〉「償いの行列」に感銘を受けたが、10年以上入信をためらった
永禄11年(1568)、口之津のキリシタンの行列に強く心を動かされながら、地位と身の危険を恐れて入信を先延ばしにしたとアルメイダは記す。「やがて受洗する領主」を描く宣教師の定型的な物語構造には注意が要る。一方、布教側に不利な逸話(下記の棄教勧告)まで記録されている点は、逡巡が実際に深刻だったことをうかがわせる。
永禄11年(1568)、口之津のキリシタンの行列に強く心を動かされながら、地位と身の危険を恐れて入信を先延ばしにしたとアルメイダは記す。「やがて受洗する領主」を描く宣教師の定型的な物語構造には注意が要る。一方、布教側に不利な逸話(下記の棄教勧告)まで記録されている点は、逡巡が実際に深刻だったことをうかがわせる。