〈三木直頼〉姉小路乗っ取りの布石を打った

名跡獲得工作(1558–60)自体は良頼の代の史実(『言継卿記』『公卿補任』)。直頼の代に確かなのは、小島家と早くから同盟し、姉小路三家を援軍を出す従属的関係に置き、国司家を滅ぼさず温存したこと。それが結果として名跡継承の土台となった。「最初から乗っ取りを計画していた」という筋書きは後世の解釈で、意図を示す史料はない。近年は「滅ぼした」のではなく「一族として同化した」実態も指摘される。

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