〈大野治胤〉兄・治房との事績混同問題

混同は三つの層で起きている。(a)堺焼き討ちの主体(史料は治房、事典類は治胤)、(b)樫井の戦い(主将は治房で治胤の参戦記録なし)、(c)人物像(講談『真田三代記』は大野兄弟を一括して悪役化。大河『真田丸』でも治胤は登場せず治房像に統合されたと受け取られた)。名の表記(治胤/道犬/道賢/道軒)の揺れも混同を助長してきた。

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