〈前野長康〉キリシタン大名だった

受洗を示す宣教師側史料での確実な同定は確認できず、主たる典拠は前野家文書。藤本・鈴木両氏は「『武功夜話』秘匿の理由がキリシタン信仰」という説明の不自然さを指摘する。一方、尾張丹羽郡一帯が寛文年間の「濃尾崩れ」で大弾圧を受けたキリシタン多住地域だったのは事実で、地域の史実を家伝に取り込んだ可能性が指摘される(勝村公)。

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