〈堀秀政〉「名人久太郎」と呼ばれた
江戸期文献の表記は「名人左衛門佐」(『武家事紀』巻十三・『名将言行録』)、「名人太郎」(『常山紀談』巻之十八)であり、「名人久太郎」の形は近代以降の歴史読み物で定着した通称とみられる。「名人」評自体は江戸期に確実に流通したが、生前にそう呼ばれた証拠はなく、死後に形成された名声である。
江戸期文献の表記は「名人左衛門佐」(『武家事紀』巻十三・『名将言行録』)、「名人太郎」(『常山紀談』巻之十八)であり、「名人久太郎」の形は近代以降の歴史読み物で定着した通称とみられる。「名人」評自体は江戸期に確実に流通したが、生前にそう呼ばれた証拠はなく、死後に形成された名声である。