〈本多正純〉【層(b)】実際の咎——11ヶ条詰問と追加3ヶ条

元和8年(1622年)、最上氏改易の城受け取りで山形滞在中の正純に、糾問使伊丹康勝・高木正次が11ヶ条を詰問(『徳川実紀』等)。鉄砲の秘密製造、本丸石垣の無断修理などの嫌疑に正純は明快に弁明したが、追加の3ヶ条——(1)将軍直属の根来同心の処刑、(2)鉄砲の無断購入、(3)許可なき抜け穴普請——には弁明が立たず、処分の直接の根拠となった。武家諸法度下の城の無断改修と将軍直属兵の処刑は、それ自体で十分に重罪だった。

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